漆黒の本文×透明カバーでおしゃれ手帳(糸綴り並製)
仕上がりサイズ | B6正寸(縦182㎜×左右128㎜×厚さ7㎜) |
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綴じ方 | 糸綴り並製、背中にクロス巻き |
本文 | 80p(NTラシャ黒 46/70k) |
見返し | NTストライプGA黒 46/130k |
表紙 | ビニールカバー(両袖ポケット有り) |
最近おしゃれな手帳が多いですよね…!
手帳だけじゃなくて、文房具がとにかくすごい!おしゃれで機能性に富んでいて、日本の技術ってやっぱり素晴らしいと思っちゃいます。
つい先日、テープ糊を買おうと本屋さんの文房具エリアに立ち寄ったところ、いろんなメーカーがテープ糊を出していていてどれを買おうかとても迷いました…。
個人的には詰め替え機能必須なので、使い捨てでないものを選びました。が、とにかく迷いました…。30分は売り場にいたんじゃなかろうか……ハハハ。
日本で一番売れている手帳「ほぼ日手帳」は年間で60万部近く売れています。海外滞在中に出会った外国人の方(日本ツウ)まで使っていました!驚きです。
さてさて今回は、本ではなく手帳をつくってみましたよ。
本日のおはなしはこちらです。
第22回製本実験
なんと今回は、黒一色の手帳をつくってみました。
横向きで分かりづらいのが申し訳ないのですが…
どんな本?
表紙も本文はもちろん、背表紙を閉じる寒冷紗(かんれいしゃ)も三方も全てを黒で統一しました。
寒冷紗とは、本文の背中に貼る薄い布のことです。表紙と本文の接着を補強するために用います。
寒冷紗が切れてしまうと、本文と表紙がズレてしまったりというトラブルが起こります。
開いてみると?
本文はツルツルした用紙を使っているため少々書きづらいかな?と思いましたが、紙を変えれば解決するのでそこは気にしないことにしましょう(少し反射が強いですが、ツルツル度合いは伝わるはず)。
どんな使い方ができる?
ノートにするなら罫線を。手帳などにするなら枠線を白やパステルカラーで印刷すれば、それだけでちょっと他とは違う雰囲気の物になりますね。
一つ難点を挙げるとしたら、普通のボールペンが使えないので新たに買う必要があることでしょうか。
でもそこを乗り越えて、自分好みで且つ、使い勝手の良い色を見つけられればそれだけでかなりオリジナリティのある手帳になります。
最近ではいろんな種類のペンが出てますよね。パステルカラーのペンで書いたら黒の紙と相性良く、おしゃれな感じになりそうです。黒地に白い文字という組み合わせも◎。手帳に合わせてペンを購入するのも楽しいですね。
それと手帳は毎日使うものですから、やはり丈夫であることは必須。その他、手帳に求められる要素は何でしょう?
デザイン、耐久性、開きの良さ、書きやすさ(ペンと紙の相性)、使いやすさ……
用途によって求めるものは違えど、一つの用途にしか使えない、ではなく、できることなら複数の用途使いがしたいところです(もちろん限度はあると思いますけどね)。
好きなカバーでオリジナルの一冊に
試しにビニールカバーをつけてみました。
カバーを付けるのが一番お手軽に変化を楽しめますしね。付けるだけ、外すだけ。お手軽です。
良い具合に光を反射してくれるので光沢感が生まれ、これだけでちょっとオシャレになった感じがします。恐るべし。
透明ですので好きなイメージ写真やステッカーを挟んでみたり、ペンでイラストを描いてみたりしてもいいかも。自然と愛着も湧いてきます。
さて、本日のお話はいかがでしたか?
今回は一番シンプル、それでいて汎用性の高い透明カバーでの紹介をしてみました。
市販のカバーでも、キャラクター物、自然をモチーフとした物、かわいい動物たちを全面にあしらった物などなど…いろいろあると思います。
自分だけのお気に入りカバーを見つけて、その年だけじゃなく、できれば毎年使えたら良いですね。
……あれ?手帳(本)の話じゃなくてカバーの話になってますね?うっかりうっかり。
今回つくってみたこの黒一色の手帳。シンプルだからこそ使い方次第では無限の可能性を秘めていると思います。ご自分で満足のできる物ができたらいいですね。
それでは本日はここまで。
また次回のお話にてお会いしましょう。