本文サイズの違う本(アジロ綴じ並製)
仕上がりサイズ | 大きい頁:縦257㎜×左右182㎜×厚さ6㎜ 小さい頁:縦210㎜×左右148㎜ |
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綴じ方 | アジロ綴じ並製 |
表紙・本文 | 64p(モンテルキア 46/90.5k) |
明けましておめでとうございます。
みなさまにとって、昨年はどんな年でしたでしょうか?
大人になると1年があっという間で、気づけば2024年・・・!令和が始まって6年目です。
わたしは新年の抱負は掲げない派なのですが(笑)、なんとな~くで1年が過ぎていくのももったいないので今年は目標を立ててみます。
「1か月に5冊は本を読む」これにします!(最近は漫画にもハマっているので、漫画も含みましょう笑)
みなさんもよい年始を迎えられていますように。
それでは新年最初のおはなし、まいりましょう!
第33回製本実験
さて、今回は……白い紙です。
白一色で少し見えづらいかも知れませんが、二種類のサイズがあるのが分かりますでしょうか?
どんな本?
外側の小さい部分が表紙……かと思いきや、実は本文です!
本文は全部で64ページ、巻頭と巻末16ページがA5サイズ、間の32ページがB5サイズです。
全てを同じサイズではなく、一部分を違うサイズにすることでその存在感を際立たせることができます。目立たせたい情報が物理的に大きいと、より目に入って来やすくなるんですね。
本文サイズを変えるという表現方法…斬新でいいですね。
何ができる?
つい最近、旅行ガイドブックを見ていて思ったのが、コンパクトサイズだと地図も小さくなってしまうということです。仕方ないとはいえ、パッと読みづらい。
しかも最初の方にあるので、ある程度ページが進んだところで場所確認の為に戻ってー、またガイドページに戻って…っていうのが地味に面倒なんですよね…。
この作り方だと地図が大きく載せられるので便利…かと思うのですが、どうでしょう?逆に地図を使わない人には真ん中にあると邪魔なのかな?とも思うのですが、うーむ悩ましいところです。
地図じゃなくとも特に目玉スポットとか……大きく載せるのも良いんじゃないでしょうか?
目立たせたい物を大きく使う。それだったらガイドブックに限らず他にも色々な用途に使えそうです。
さて、本日のおはなしはいかがでしたか?
中々面白いアイデアだと思いますが、これだと上手く使わないと内容がネタバレしてしまいますね。本屋なんかに並べると、はみ出ている部分が見えちゃいます。
……逆にこう、それを逆手にとって……みるとか?小さいサイズを地側に合わせるのではなくズラしてみるとか、情報を小出しに見せて期待感を高めるとか?
うーん、考えてみれば色々と方法はありそうですが、その方法は全部丸投げです。頑張ってください!
あなたの発想が大ヒット商品を生み出します!……よ。
それでは本日のおはなしはここまで!
また次回お会いしましょう。