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HON-NO-HANASHIほんのはなし

表紙にサテンのクロスを貼った本

淑やかに放たれる高級感を(中ミシン綴じ)

仕上がりサイズ縦353㎜×左右250㎜×厚さ3㎜
綴じ方中ミシン綴じ(センターミシン綴じ)
本文20p(サテン金藤 46/180k)
見返し8p(ディープマット インディゴ 46/180k)
表紙タンタンピースNo.650-47

皆さんこんにちは。

それでは本日のおはなしはこちらです。

                                                        光沢のある表紙

第31回製本実験

さてさて、今回の本ですが特別な事はしていません。

本に全体的にクロスが貼られています。丁度良いサイズの本があったので試してみました。

どんな本?

今回使用したクロスは特に光沢感があり、オレンジと金色の中間のような輝きを放っているのが特徴。
完全な金ではないので光沢も少し抑えめとなっており、そこがまた淑やかな雰囲気を放つのに一役買っています。

サイズも薄さも大体映画のパンフレットと同じ大きさで、一気に高級感溢れる品となりました。

                                                        表紙を拡大した様子

                                                        光に反射した表紙

開いてみると?

中はこんな感じです。見返し部分に箔押しで文字を入れたりなんかするとカッコ良いですね。

                                                        本を開いた様子

                                                        見返しを開いた様子

                                                        本文用紙をめくった様子

何ができる?

このクロスだと、どちらかと言えば映画のパンフレットより舞台などのパンフレットの方があっている気がしますね。
もちろん講演内容にもよると思いますが、個人的にはかのロングラン舞台、ライオンキングとか……ライオンキングとか……ライオンキングとか…………

表紙は一般的に、PP加工と言う、ビニール加工などが施されているものが多いです。それをクロスにすると高級感や存在感が出るので、人目を引きたかったり、また装丁に拘りたい方は一考の余地があるかもしれません。

とは言ってもクロスの材料費が掛かりますので、ビニールよりは少し割高になりますが余裕のある方はぜひともです。

本日のおはなしはいかがでしたか?

光で反射する高級感のあるクロスを使った表紙、なかなか素敵だと思います。
ちょっと凝ったパンフレットをつくりたいと思ったら、ぜひ採用してみてください。

それでは本日のお話はここまで。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。

また次回のおはなしでお会いしましょう!

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