上製本の表紙を裏表逆にしてみたよ!
仕上がりサイズ | A5横長変形(縦148㎜×左右205㎜×厚16㎜) |
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綴じ方 | 糸綴り角背上製 |
表紙 | 布クロス(銘柄不明) 用紙不明(クリーム系) 芯材:NPCC#26 |
本文 | 136p(上質紙系) |
皆さん、ご無沙汰しております。
栄久堂の佐藤です。
今回はHPの刷新に伴い、今まで書き溜めてきた「実験的製本レポート」を新たにコンテンツとして発信していきます!
より見やすく、検索しやすくなるようタグ付けなどもして、本を作るときのアイデアやヒントにより繋がるよう磨きをかけていきます。
過去のレポートは不定期に、手を加え、情報を更新していきますが、新作については、毎月1本のペースで公表できるよう進めていきます。
製本実験「表紙が表裏逆の本」
今回は上製本の表紙を表裏反対にして本を包んでみました。
どんな本?
写真では若干わかりにくいですが、通常の表2、3にある見返し用紙が表に見えています。
その代わり、通常の表1、4にくる表紙が中の表2、3になっています。
近づいてみると?
通常上製本は、表紙と本文の大きさが違います。
見えますでしょうか?その違いの部分が、このサンプルでは枠のように見えますよね。
本の背中側から写した表紙(通常の見返し)とチリ(表紙と本文の大きさの違い)
本の小口側から写した表紙(通常の見返し)とチリ(表紙と本文の大きさの違い)
今回のアイデアに至った経緯は・・・?
・・・全然わかりません。
表側にチリが出るので、それが何となく額縁にも見えて・・・それが、どんな見え方になるのか、ちょっと試してみたかっただけです。
今回はクリーム色とライトグリーンですので、それほど色の差が無いので目立ちませんが、濃淡のハッキリした用紙をで試してみると、よりハッキリして面白いかもしれません。
・・・次回のネタに取っておきましょう!
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。