どちらかと言えばスイス装(のメモ帳を作ってみました)
仕上がりサイズ | 縦90㎜×左右90㎜×厚さ48㎜ |
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綴じ方 | ENバインディング+クロス貼り表紙(背中は接着していない 表3のみ接着) |
本文 | 480p/240枚(NTラシャ漆黒 46/130k) |
表紙 | 芯ボール:#38 クロス:ワールドクロス プレミアムコットンNo.460-BK |
こんにちは、少しずつ冷房がいらない日も増えてきて過ごしやすくなりましたね。
そろそろ会社の近くではお祭りが開かれるのですが2、3年振りと言う事もあって楽しみな気持ちで一杯です。
行きたいけれど正直まだコロナは怖い。様子を見つつですが雰囲気だけでも味わえればなぁと思ってます。
お祭りと言えば一度行ってみたいのが札幌雪祭りですが寒いのに耐えられるかどうかが問題ですね。
さて、本日のおはなしはこちらです。
第8回製本実験
今回は、真っ黒なキューブ!ではなく、メモ帳をつくってみました。
どんな本?
こちら見た目通り全てが黒一色で、表紙も本文も三方も全てが黒のみです
三方
背表紙を除いた側面全てのことです。上側を天、下側を地、開く側を小口と言います。
開いてみると?
開いても黒一色!
書籍をイメージしたわけではないのでこのままの用途としては黒いメモ帳としてしか使えませんが、文字色をグレーにしてみればホラー系の本にぴったりの雰囲気になると思います。
黒紙に白字は目が痛くなるのであまりおススメは出来ません…(実体験)。
何ができる?
表紙にはクロスが貼ってあり、上から箔押しなどすると高級感が出て良い感じですね。
メモをする際、白色鉛筆を使えばふと黒板とチョークの懐かしい学生時代を思い出すかもしれません。そんな時は一度手を止めて、少しばかり過去に思いを馳せるのもいかがでしょうか。
他の方とこのお話をしている最中、既にハイライトレンダリング、ハイライトスケッチという手法があることが判明しました。(いやはや、やはり芸術の世界は深く広いです。)
軽く調べてみたところ黒い紙に白色鉛筆やパステルカラーで描くもの、とあってまさにうってつけだなぁと思った次第です。
B5サイズやA4サイズなどデッサンサイズのノートにすればデザイナーさんや絵を描く人には向いてるかも知れない……と思いましたが需要を考えると単価が高くなってしまいそうですね。うーん悩ましい。
形もほぼ正方形、デスクの上にはちょうど良い存在感で電話対応の時などにパッと目について便利だと思います。
今回のおはなしはいかがでしたか?
黒地に目立つカラーの乗せるのもなかなかいいですよね。
今回の製本実験も何かのヒントになれば幸いです。
それでは次回のおはなしでお会いしましょう!