たまには軽いお遊びも
仕上がりサイズ | B5変形(縦171㎜×左右190㎜×厚さ44㎜) |
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綴じ方 | アズマ綴じ(背中に特殊な加工を施し、開きをよくしたもの) |
本文 | 7枚(ダンボール厚さ不明) |
表紙 | ミラーコートゴールド 四六135k |
こんにちは。
ちょっとネタバレで今回はダンボールを使った紹介になるのですが…小さい頃はダンボールを見ると良く中に入りました。多分子供の時は誰しもが通る道だと思うんですよね、inダンボール。
なんでしょうねあの不思議な温かさ。しかし構造的に空気が入り込みやすいので確か熱を保ってくれる機能はあったはず。そのお陰か冬場に毛布を入れるともう猫さん達が大集合していた気がします。いいですねぇ、猫……。
しかし猫も良いですが犬も良いです。ウサギも良いしカピバラも良いです。ようはかわいいは正義です。モフモフも正義です。
特に今の時期はあのモフモフで暖を取りたいと思いますが、残念ながら我が家に動物はいないのでエアーで暖を取ります。傍から見たら怪しい人ですね。バレないようにこっそりやりましょう。
それでは本日のお話はこちらです。
第14回製本実験
今回はちょっと冗談っぽい試みで、ダンボールを製本してみました。
どんな本?
いつぞや表紙をダンボールにしてみましたが、今回は本文がダンボールです。
断裁面がまっすぐにならず本が歪んでしまったり、背中の糊がしみ込んで開きが悪くなったりと想定外の嵐に見舞われてしまいました……。
関連記事: さて、表紙は何の素材でしょう?(無線綴じ)
開いてみると?
ダンボールは緩衝材としての役割もあるため紙の中は空洞です。
そのためプレスした結果紙が曲がってしまい、断裁面が歪んだり潰れたりしてしまいました。
何ができる?
元々は緩衝材や梱包材として使うものですので本には向いていないのですが、ダンボールで財布とか作られているのを見るともしかしたら本も……?と可能性を感じますね。
しかし可能性を感じても改善が必要な点は山積み。体裁としては面白く仕上がってると思いますが。
本の厚さの割にとても軽いですし、ダンボールの風合いというのも良いもんです(ダンボール作家の日比野克彦さんのイラストなどを探してみましたがやはりフリー素材などはないのでお手数ですが皆さんでぜひとも検索を!)。
まぁ、これから一つずつ改善していきダンボールブックを製品化していきたいと思いました。
もしこれで製本するとしたらどういう雰囲気の本が合うだろう。うーん……ダンボールに印刷されてるロゴをそのまま集めたりとか?いやそれはそれでダンボールの必要性はないし……。
前回のダンボール表紙と合わせてダンボールの歴史の本とか……?いや、需要があまりにも少なそうですね。私は読んでみたいですけど。
うーん難しい。もう少しスパッと切りたい。
本日のおはなしはいかがでしたか?
なにかダンボールに印刷することでよりよい表現ができるような題材があれば良いですねぇ。
面白い案お待ちしております(他力本願)!
最後までお読みくださりありがとうございました。
また次回のおはなしでお会いしましょう!